◇ブナ林や日本海の絶景を　１０日申し込み締め切り−−１８〜２０日

　高島市内を縦断する中央分水嶺のトレッキングコース「高島トレイル」を歩く「高島トレイルフェスティバル」が１８〜２０日、同市今津町の３コースで開かれる。地元の山岳会などが昨年１０月、道標などを設置してトレイルを整備した。場所によっては、ブナ林や日本海を見渡せる絶景を楽しめるコースを地元ガイドの案内で歩く。

　高島トレイルは、同市マキノ町野口から朽木桑原までの約８０キロ。この１年で約３万６０００人が訪れた。

　同フェスは整備１周年を記念して開催。１８日は、本谷登山口から石田川ダムまでの約８・５キロで、トレイル最高峰の三重嶽（標高９７４メートル）を訪ねる。１９日は、本谷登山口が発着点の約１２キロで、ブナ林が美しい大日尾根などを歩く。２０日は、「第２１回全国スポーツ・レクリエーション祭」のトレッキング種目の位置づけで、石田川ダムから水坂峠までの約８キロ。武奈ケ嶽（標高８６５メートル）などを通る。

　各日、「日本トレッキング協会」常任理事の加藤則芳さん（５９）が同行。１８日は、「日本アウトドアジャーナリスト協会」代表理事の中村達さん（５９）も加わる。１８日午後６〜９時には、加藤さんらとの座談会やヨシ笛コンサートなどのイベントも開かれる。参加費２４００円。

　参加費は、１８、１９両日は５５００円、２０日は３０００円。各日店員１００人。締め切りは１０日。申し込み、問い合わせは、グリーンウォーカークラブ（０７４０・３８・８０５５）。【近藤修史】

毎日新聞　2008年10月8日　地方版より